末っ子のことばについて、ずっと少し気になっていました。
保育園の未満児クラスのころ、先生から
「癇癪が多いです」
「ことばが少なめですね」
と声をかけられることがありました。
家ではなんとなく通じ合えている気がしていたので、最初は「そんなにかな?」と思っていました。
でも、同じくらいの年齢の子が上手におしゃべりしている姿を見ると、やっぱり少し不安になることもありました。
伝わらない悔しさ
未満児のころは、自分の思いをうまく言葉にできず、泣いたり怒ったりすることが多かったです。
「これがしたい」
「いやだった」
「やってほしい」
そんな気持ちはきっとたくさんあるのに、うまく言葉にならない。
だから癇癪になってしまうのかな…と思うこともありました。
親としても、どうしてあげるのが正解なのかわからず、悩む日もありました。
年少になって少しずつ変化が
年少になってから、少しずつ話す言葉が増えてきました。
単語だけだったのが、二語文になったり、
「これ!」だけだったのが、
「これ、やりたい」
と伝えようとしたり。
急にたくさん話せるようになったわけではありません。
でも、毎日の中で「伝えたい」という気持ちが前より見えるようになってきました。
その小さな変化が、とても嬉しく感じています。
市の発達支援教室へ相談
一度、市の発達支援教室にも相談に行きました。
正直、行く前はかなり緊張していました。
「何か指摘されたらどうしよう」
「発達の遅れと言われたら…」
そんな不安もありました。
でも実際に相談してみると、
「今は様子を見ていきましょう」
というお話でした。
それだけで急に安心したわけではありませんが、
「今できていることもちゃんと見ていいんだ」
と思えるようになりました。
兄弟の中で見える姿
最近、兄弟3人で遊んでいる様子を見ていると、末っ子なりに一生懸命話そうとしている姿があります。
うまく言えなくても、
身ぶりを使ったり、何度も言い直したりしながら伝えようとしているんです。
その姿を見ていると、
「ちゃんと伝えたい気持ちがある」
「人と関わりたい気持ちがある」
それが何より大切なんじゃないかなと思うようになりました。
比べすぎず、この子のペースで
周りと比べると、不安になることは今でもあります。
でも、子どもの成長のスピードは本当にそれぞれ。
少しずつでも前に進んでいること、
本人なりに頑張っていることを、これからも大切に見ていきたいです。
きっとこの子には、この子のペースがある。
焦りすぎず、親の私も一緒に成長していけたらいいなと思っています。
3人目育児で気づいた「待つこと」の大切さ
末っ子の言葉がゆっくりなことを、保育園の先生から指摘されたとき。
もちろん気にはなりました。
でも、1人目のときとは、自分の気持ちが少し違っていました。
1人目は、全部が初めてだった
長男を育てていたころは、とにかく毎日が不安でした。
周りの子と比べてしまったり、
「これで合ってるのかな?」
「遅れていないかな?」
と、いつも何かを心配していました。
言葉、食事、トイレ、友達関係…。
少し気になることがあるたびに検索して、さらに不安になることもありました。
「ちゃんと育てなきゃ」
そんな気持ちが強すぎて、知らないうちに肩に力が入っていた気がします。
3人目になってできた心の余裕
でも、3人目の育児では少し違いました。
未満児クラスで
「癇癪が多いです」
「言葉が少なめですね」
と言われたときも、
もちろん気にはなるけれど、
「この子なりのペースもあるよね」
と思える自分がいました。
これはきっと、上の子たちを育てる中で、
“子どもは急に成長する瞬間がある”
ということを何度も見てきたからだと思います。
“今できない”がずっと続くわけじゃない
上の子たちも、その時々で悩みはたくさんありました。
できなかったことが、ある日突然できるようになったり、
苦手だと思っていたことが、いつの間にか得意になっていたり。
子どもの成長って、本当に予想通りにはいきません。
だから今、末っ子がゆっくりでも、
「今の姿だけで決めつけなくていい」
と思えるようになりました。
兄弟の中で育っていく姿
最近は、兄弟3人で遊ぶ中で、末っ子なりに一生懸命話そうとしている姿があります。
言葉はまだたどたどしくても、
「伝えたい」
「一緒に遊びたい」
という気持ちはちゃんと見えていて。
そんな姿を見ると、焦るよりも、
「この子、ちゃんと育ってるなあ」
と感じます。
親も一緒に成長している
1人目のころは、育児に“正解”を探していました。
でも今は、
すぐ答えを出さなくてもいいこと、
ゆっくり見守ることも大切だということを、子どもたちから教えてもらっています。
3人目育児は大変なことも多いけれど、
少し肩の力を抜いて、長い目で成長を見られるようになった気がします。
親も、子どもと一緒に育っていくんだなあと感じる毎日です。
