「もう歳やから」責任ある立場にと言われて始まった、40代の職場復帰2年目
職場復帰して2年目の春。
今年から、少しリーダー的な立場を任されることになりました。
正直、不安しかありませんでした。
周りは自分より若い世代が多く、同じ40代は少ない。
「ちゃんと理解してもらえるかな」
「古い考えの人って思われないかな」
そんなことばかり考えていました。
4月のはじめ頃は、若い子たちの態度に落ち込むこともありました。
こちらが話しかけても反応が薄かったり、
少しばかにされているように感じたり。
忙しい時期だから余裕がないのかもしれない。
でも、久しぶりの“年上側”の立場に、思った以上に心が揺れました。
私は就職氷河期世代の終わり頃。
「とにかく必死に働く」空気の中で社会に出てきました。
先輩の背中を見て覚えて、
怒られながらも何とか食らいついてきた世代です。
だからこそ今の若い世代との距離感に、戸惑うことがあります。
でも1か月ほどたって、少しずつ職場の空気にも馴染んできました。
全部を一人で抱える必要はない。
得意な人が得意なことをして、
足りないところを補い合えばいい。
そんなふうに思えるようになりました。
リーダーって、「全部できる人」じゃなくて、
周りが動きやすくなるように整える人なのかもしれません。
実は、前の管理職の方に、
「もう歳やから、お願いするわ」
と言われて今の立場になりました。
その言葉を聞いたときは、少し複雑でした。
「もう若くないから」そう言われた気がして。
でも今は、少し違う気持ちで働いています。
自分が仕事を始めた頃、
先輩たちに助けてもらったこと。
分からないことを教えてもらったこと。
失敗してもフォローしてもらったこと。
あの時してもらったことを、今度は自分が返す番なんだと思っています。
40代になっても、不安はあります。
悩みをゆっくり相談する時間も、同世代の仲間も少ない。
それでも毎日働きながら、
「自分にもまだできることがある」
そう思えるようになってきました。
若い子たちと、うまくいかない日もあります。
でも、世代が違うからこそ、お互いに補えることもある。
焦りながら、悩みながら、
今日もなんとか働いています。
